フィットGR1のドラレコリヤカメラ取り付け方法を解説します

いつもありがとうございます。
kizunaです。
新型フィットGR1のドライブレコーダーリヤカメラ配線方法を解説します。
バックドアから室内への配線引き込みがけっこう面倒なんですよね・・・。
なので詳しめに解説します。
なお、2台立て続けに取り付けしましたので、画像は2台分使用してます。
あれ、色が違うって思ってもスルーしてくださいwww

ではさっそく始めましょう。

まずは取り付け完成画像を

バックドア上部のハイマウントストップランプ左側に取り付けしました。
理由としては配線がランプにかからないようにしたいからです。

配線前の準備

リヤ左側の内張りをめくる

荷室左側のパネルをめくります。
リヤシートは前に倒しておきます。
完全に外さなくてもいいのですが、上側の爪を外して手を突っ込んで配線を取り回す隙間を確保します。
指をかけているあたりにクリップがありますが、隙間に工具を入れて外した方が安全です。
無理にやると下側の内張が折れて折れ跡が残ります。
大きなパーツですし、シートベルトもあるので外しにくいですね。

後部座席側から見るとこんな感じです。
こちら側にもクリップがあります。

ゴムチューブを外します

バックドアからの配線を車両本体側へ引き込むためのゴムチューブ。
この中に配線を通すため、バックドア側、車両本体側どちらも外します。

外し方は難しくありません。
どちら側もゴムをめくって外します。

ハイマウントストップランプカバー取り外し

ハイマウントストップランプのカバーを外します。
バックドアを開いた状態で作業します。
カバーを下に向かって引き下げます。

ハマっているだけなので、パコっと外れます。

カバー裏側です。

ハイマウントストップランプ取り外し

10mmのボルト2本を外します。
ボルトを外すとぐらつきますが、爪2本で留まっています。
ランプを手前に引いて外します。

矢印が爪です。
配線がつながっていますので引っ張りすぎないようにします。
コネクタを抜いてランプを完全に外します。

以上で準備完了です。
続いて配線を通していきます。

リヤカメラのバックドア配線

荷室からバックドアまで配線します。

荷室ボディー内を配線する

まず、ゴムチューブを外した車両側の穴から下向きに配線ガイドを通します。

色が違いますが気になさらず笑
点線のようにボディー内を通すようなイメージで配線ガイドを入れていきます。
なかなか通りにくいです。
引いたり入れたりを繰り返して通します。

下から配線ガイドの先端を取り出します。
赤丸で囲んだあたりに手を突っ込んで、配線ガイドの先端を探り当てる感じですね。
手を怪我しないようにご注意ください。

配線ガイドの先端にリヤカメラの配線をくくり付けます。
くくり付けるのはリヤカメラ側の端子です。

配線ガイドをくくり付けた配線ごと引き抜きます。
途中で引っかかることが多々ありますので、戻したり引いたりしながら引き抜きます。

ゴムチューブに配線を通す

続いてゴムチューブに配線を通していきます。
ここも配線ガイドが無いと手こずります。
短めの配線ガイドの方がやりやすいと思います。
ちなみにこれは針金を使って自作した配線ガイドです。
赤丸で囲んだ部分に配線の先端をくくり付けて矢印の方へ引き抜きます。

先端が出てきたら後はどんどん引き抜くだけです。
この後、バックドアの中を通してハイマウントストップランプあたりまで配線しますので、余裕を持って引き出しておきます。

ただ、ゴムチューブはゴムだけに滑りが悪くて通しにくいです。
そんな時はシリコンスプレーです。

ゴムチューブの中にあらかじめシリコンスプレーをシューっとしておくと滑りが良くなってめちゃくちゃ作業しやすくなります。
シリコンスプレーはサラサラしていますので、配線に付着してもヌルヌルしないのでオススメです。

バックドアの中を通す

バックドアの中を通していきます。
丸印に配線をくくり付けて矢印から引き抜きます。
配線ガイドも丸印から入れて矢印から引き出しました。
逆向きだとうまく通りませんでした。

無事に通りました。
カメラ位置を調整しやすいように余分に出してます。
あまりぴったりの長さにしてしまうと、後でカメラ位置を調整する時に融通が効かなくなります。

リヤカメラの設置

ハイマウントストップランプを取り付けます。
程よい隙間があるので加工しなくても配線を潰すことがなさそうです。

リヤカメラに配線を接続してリヤガラスに貼り付けます。
今回はリヤカメラを邪魔するパーツが周りにないので、このタイミングで貼り付けてしまいます。
不安な場合はフロントドラレコの取り付けを完了させ、電源を投入して映像を確認しながら貼り付けた方がいいです。
上下角度の調整は貼り付けた後でもできます。

リヤカメラの位置が決まったら、ハイマウントストップランプの取り付けボルトを締め付け、余った配線をランプのカバーに収まるようにまとめます。
カバーを元どおりに取り付けてバックドア側の作業は完了です。

フロント側への配線

残った配線はフロントのドラレコに接続しますので、最初にめくったパネルの中を車両前方に向かって配線を通していきます。
車両の配線が元々通っていますので、それに沿って通していけばOK。

後部座席側から見るとこんな感じ。
太いチューブが車両の配線です。
これに沿って配線し、タイラップで留めます。

さらにフロント側へ配線を通しますので、後部座席足元横のパネルを外します。
上向きに引っ張って外します。
両端が外れにくいのでご注意を。

ここも車両の配線に沿って通していきます。
フロントドアとリヤドアの間の柱(Bピラー)は下側から配線を押し込んでいきます。
その後、写真を撮り忘れてしまいましたが、助手席横のパネルを外し、同様に車両の配線に沿って通していきます。

助手席足元のパネルを外します。
クリップ2個で留まっていますが、パネル上端は上部のパネルに差し込まれています。
矢印を右方向に描いてしまいましたが、クリップを外したら右斜め下方向へ引き抜くという感じです。

パネルを外したら、車両の配線に沿って通していきます。
ここから先はフロントドラレコ取り付けの方法に準じますので、別記事で解説します。
ざっくり説明すると、フロントドラレコの電源線と一緒にフロントガラス左側のピラー根元まで配線を通し、最終的にはフロントドラレコへ向かいます。

最後に

以上がフィットGR1のドラレコリヤカメラの取り付け方法です。
荷室ボディー内を通す時にやや手こずりますが、そこさえクリアしたら後はサクサクできると思います。
では、また。

追記

本記事の取り付け方法は1例です。
電装品の取り付け方法は様々ありますので、もっとより良い方法もあるかもしれません。
あくまでも自己責任で参考に、とお考えください。

写真では片手で作業していますが、もちろん両手で作業しています。
1人で作業していますので、撮影する時は作業を中断しています。

写真は養生テープなどの傷付け対策がありませんが、写真を撮る際に取り外しています。
実際の作業時には傷がつかないよう、養生テープなどで保護した方がいいと思います。