【施工事例】新型タフトに純正9インチナビを取り付けました!

いつもありがとうございます。
kizunaです。
発売したばかりの新型タフトLA900Sに純正9インチナビを取り付けましたので、作業風景を公開します。
取り付け内容は以下の通り。

  • 9インチスマホ連携ディスプレイオーディオ
  • フロントカメラ(リヤカメラは既設バックカメラを兼用)
  • 専用USBソケット
  • wifiルーター

以上です。
ナビはパナソニック製のCN-LR950DDA。
オーディオパネルも9インチ専用に交換します。
TVアンテナ、GPS、バックカメラは既設なので作業はさほど難しくありませんでしたが、新型車ということで画像は多めです。

ではさっそく始めましょう。

新型タフトのオーディオ廻りはこんな感じ

車のイメージ通り内装も直線的なデザインなので、パネル類も四角い形状で脱着は楽そうです。
艶のあるパーツもないので指紋がつきにくいのはありがたいですね。
オレンジのアクセントカラーは今のところどのボディーカラーを選んでもこの一色です。

パネルの脱着

では、パネルをどんどん外していきたいと思います。
外しにくいパネルはありませんでしたが、クリップが多いので気温が低い冬場は車内をあっためてから作業した方が無難ですね。

オーディオフェイスパネル取り外し

まず、オーディオフェイスパネルから。
つまんで手前に引くだけです。
今回は9インチナビを取り付けますので、このパネルは再利用しません。

アッパーカバー取り外し

オーディオ上のカバーですね。
これは上向きに引っ張れば外れます。
これも9インチ専用を使いますので再利用しません。

アッパーパネル裏側です。
クリップは7箇所です。

グローブボックス取り外し

ナビ取り付けの際のド定番作業ですねwww
新型タフトも他車種と同じ取り外し方です。
まず、開けて両側を内側に押し込みながら手前に引き下げる。

これで赤色で囲んだ左右の爪をかわせます。
爪はフリーになりましたが、下側のヒンジはまだつながったままです。
ヒンジはハマっているだけなので、グローブボックスを利用手で掴んで右、左と揺すって外しますが、ヒンジを折らないように慎重に力をかけます。

車両側のヒンジです。
グローブボックス側のヒンジはU字型の爪で車両側のヒンジを挟み込んでいます。

アッパートレイ取り外し

助手席側アッパートレイを取り外します。
クリップの向きが2方向なのでご注意ください。
まず、手前を上向きに引き上げます。
これで手前側のクリップが外れます。
この状態で手前に引っ張ると奥側のクリップが外れてトレイが引き出せます。

トレイの裏側です。
クリップの向きが2方向なのがわかりますね。

グローブボックス上段のポケット取り外し

グローブボックス内のUSBソケット付き小物入れですが、今回はドライブレコーダー本体とwifiルーターの設置場所として使用します。
なお、ETC本体の設置場所としても使用できます。
このまま引っ張りたいところですが、画像の矢印の位置にクリップがありますので先に外します。

これですね。

クリップを外せば、後は手前に引けば外せます。
クリップは4箇所です。
おっと、思い切り全部引き出さないでくださいね。
USBソケット裏に配線がつながっています。

USBソケット裏のコネクタがこれですね。
このUSBソケットはwifiルーターの電源用として使用しますので、戻す際には忘れずに接続してください。

ポケットの裏側はこんな感じ。
この部分を切り取ってドラレコの配線を通します。
もう一つの切り取り部分はETC用なので今回はそのままにしておきます。
社外品の場合はどちらを使用してもOKです。

ピラーの外し方

タフトのピラーの外し方を解説します。
まず、ピラーのゴムを外します。

ピラーのパネルを指をかけて引っ張ります。
特殊なクリップのため、画像の位置までしか開きません。

エアバッグが展開した時に、ピラーパネルが飛んで怪我をしないようこれ以上開かないようにストッパー付きのクリップが使用されています。
クリップを90度回転させると外せるのですが、私の場合はラジオペンチでクリップを掴んで回します。
なお、ピラーパネルにはもう1つクリップが付いていますが、そちらは一般的なクリップなのでこの作業は必要ないです。

このままの状態でパネルを引けば外れます。
ピラーパネルを取り付ける際はこの状態でクリップを差し込み、90度元に戻せばOKです。

このクリップですが、エアバッグ展開時に大事な役割がある重要部品です。
作業中に傷が付くなどした場合は新品に交換します。
作業する場合は事前に新品を用意しておくことをお勧めします。

ドライブレコーダーの取り付け

ナビ連動のドライブレコーダーを取り付けます。
フロントカメラはフロントガラスに貼り付け、リヤカメラは既設のバックカメラを使用します。
こちらがフロントカメラと本体です。

フロントカメラ取り付け

フロントカメラはスマアシのカメラ左側に貼り付けます。
純正カメラは貼り付け位置の指定がありますので、定規で位置を測って貼り付けます。
社外品を取り付ける場合もこの辺りになると思いますが、スマアシのカメラがけっこう張り出しているので映り込みが心配ですね。
配線はルーフの内張の中を左側ピラーまで取り回します。
配線はあまり長くありませんが、ピラーの真ん中くらいまでは取り回せます。

カメラからの配線はこの辺りまで。
ここでコネクタを接続してグローブボックス方向へ取り回し、最終的にはドラレコ本体へ接続します。

リヤカメラ配線の接続

リヤカメラの配線がこちら。
カプラーをバックカメラの配線に割り込ませ、黒い配線をドラレコ本体へ接続します。

カプラーを割り込ませるのはここ。
ピラーの根元あたりにバックカメラのコネクタがあります。
ここを外して割り込ませます。

こんな感じですね。
黒い配線はグローブボックス方向へ取り回してドラレコ本体へ接続します。
これで既設のバックカメラの映像をドラレコリヤカメラとして録画できます。

ドラレコ本体の取り付け

本体はグローブボックス上段のポケットに取り付けます。
画像の位置ですね。
両面テープ+ビス留めの金具で固定します。

まず、ポケット奥の赤色で囲んだ部分を切り取ります。
プラモデルのようになってますので、カッターでも切れます。

ポケット底辺にビス用の穴を開けて金具をビス留めします。
両面テープもついてますので、ガッチガチに固定されます。
ここにドラレコ本体をカチッと嵌め込みますが、本体底面にもさらに両面テープがありますので金具の爪を慎重に合わせてから貼ります。
一度付けてしまうと貼り直しが面倒です。

裏面からビスを取り付け。
穴あけ位置は元から目印が付いているので測る必要はないです。

本体取り付け後にポケットを裏から見たところ。
ちょうどドラレコの端子が見えてます。
ここにフロントカメラ配線、バックカメラ配線、ナビ接続配線を接続します。

本体の取り付けが完了したら、グローブボックス内へ取り回した配線を接続します。
端子が1つ余りますが、これはリヤカメラを増設した場合に使用します。

wifiルーターの取り付け

wifiルーターはドラレコ本体を取り付けたグローブボックス上段のポケットに貼り付けます。
絶妙な厚さでドラレコ本体があってもちゃんと収まるようになってます。
ETC本体が取り付けてあっても大丈夫ですね。
給電はすぐそばにあるUSBポートから。
貼り付け位置は純正取り付け位置の指示通りに貼りましたが、あまり手前にするとグローブボックスの蓋が当たるので、できるだけ奥めの方がいいですね。

完了したらこのポケットは元の位置へ取り付けてしまって大丈夫です。

マイクの取り付け

マイクはナビ本体内蔵ではないので、取り付けが必要です。

ハンドル奥のコラム中央にマイクを貼り付けます。
両面テープなのでいずれ剥がれますが、脱脂した方が長持ちします。
矢印の方向へ配線を取り回し、コラム根元の隙間からナビ裏へ取り回します。

USBソケットの入れ替え

取り付けるナビはスマートフォン連携ナビのため、スマホを接続する必要があります。
そのため、センターコンソールにある給電用USBポートをデータ&給電2ポートへ入れ替えます。

パネルはクリップ留めで、下または左から剥がしていくと外せます。
右上の角が外しにくいのでご注意ください。
全体的に手前に引くイメージです。

パネルの裏側です。
接続されている配線は4本です。
囲んだ部分を取り替えます。

USBポートを裏側から押し出します。
パネルが柔らかいので、表からこじったりしないほうがいいですね。
このパーツは再利用しません。

こちらが入れ替える増設ポート。
大きめのアダプターが付いていて、給電用配線と、データ通信用のUSB配線が出てます。
給電用配線はナビ裏へ取り回しておきます。

データ通信用のUSB配線の方は、ナビに同梱のUSBケーブルを接続し、ナビ裏へ取り回しておきます。

フェイスパネルを嵌め込みます。

裏側からポートを差し込みます。
左右間違いそうですが、差し込める向きが決まっていますのでご安心を。

面から見るとこんな感じ。
配線はパネルが付いていた奥の空間へ入れてナビ裏へ取り回します。
ただ、そこそこ大きめのアダプターが配線の途中に付いていますので、その処理に困りますね。

アダプターはパネル奥の空間のずっと奥、比較的平らなプラスチック部分があったのでそこへ両面テープでしっかり貼り付け。
ここならナビ裏への配線取り回しも問題なかったです。

給電用の配線はナビのアクセサリー電源線とアース線をカットしてギボシ加工して接続しました。
ギボシ加工は確実、安全な接続方法なのでお勧めです。
加工方法は別記事で解説します。

パネルを戻してUSB増設ポートの取り付け完了です。
流石に違和感ないですね。

ナビ本体の取り付け

では、いよいよナビ本体の取り付けです。

ナビ純正配線の取り出し

純正配線はナビ裏のスペースにテープでまとめられています。
接続できるように引っ張り出しておきます。

ラジオアンテナ線は右側のダッシュパネルにさりげなく刺してあります。
先端保護のためにさしてあるだけなので引っこ抜いておきます。

純正配線は引っ張り出してもこれくらいしか出てきません。
この長さしかないと作業しにくいんですよね・・・。
ナビ本体に接続する時にナビを片手で持ちながら片手で接続することになっちゃいます。
これに加えてドラレコからの配線とUSBポートからの配線もあります。

ナビ配線の準備

ナビに同梱のカプラーを接続、ドラレコの配線とUSBポートの配線をできるだけ同じくらいの長さに揃えて出しておきます。
純正ナビなのでほぼカプラーオンでOKです。

ドラレコからの配線をナビ同梱の配線にあるコネクタに接続します。

ナビ下側のパネルを取り付け

純正9インチナビを付ける際に必要なパネルです。
ナビを設置後は取り付けられないので、このタイミングで取り付けておきます。

ナビ本体の取り付け金具

金具を取り付けます。
純正だけに取り付け位置は迷いようがなくて楽ですね。
取り付けビスは1箇所だけ盗難防止用ロックボルトを使用します。

ようやくナビ本体を取り付け

ようやくナビ本体を取り付けます。
配線を全てナビ本体裏へ接続していきます。
コネクタ形状が違いますので、間違うことなく接続できます。
接続したら設置します。
入れるというより乗っける感じですね。
固定ビスは1箇所だけ盗難防止ビスを使います。

専用のアッパーカバーを取り付けて完了です。

最終確認

さっそくキーオンにして動作確認です。
大丈夫そうですね。

ドラレコ本体も電源が入ってますね。
配線はグローブボックス上部と左奥にまとめてあります。
スペースはありますので、スッキリ収納できると思います。

増設したUSBポートはブルーのイルミ付きです。
かっこいい。

後は外したパーツを取り付けて完了です。
お疲れ様でした!
記事がかなり長くなっちゃいましたね。
新型車ということで気合入りすぎましたwww

では、また!