日産キックスに純正ナビを取り付けました!

いつもありがとうございます。
kizunaです。
発売したばかりの新型車、日産キックスに純正ナビを取り付ける機会がありましたので記事にします。
取り付けした用品は以下の通り。

  • 9インチナビゲーション
  • ビルトインETC
  • ドライブレコーダー
  • 通信アダプター

以上です。
取り付け要領書を参考にさせていただきましたが、パネルのバラシなどは参考情報がなかったので我流です。
正式な手順ではないと思いますのでご了承ください。

ではさっそく始めていきましょう。

取り付け車両はオーディオレス車

今回取り付けする車両はオーディオレス仕様車です。
オレンジ色のインパネがおしゃれですねー。
質感も良くて触り心地が気持ちいいです。
さて、どこから手をつけましょうか・・・。

インパネ周りのバラシ

助手席側のインパネ周りから作業開始です。

助手席側エアコン吹き出し口左側の横パネル

まずはここから。
助手席側エアコン吹き出し口の横にあるパネルを外します。
はまっているだけなので隙間から内張剥がしを差し込んで引っ張れば外れます。

外れました。
ゴムが若干邪魔しますので、めくった方が外しやすいです。

グローブボックスの取り外し

グローブボックスを外していきます。
黄色で囲んだ爪が引っかかってますので、まずは赤の矢印のように左右から内側に押し込んで爪が外れた状態で手前に開きます。
画像の状態になればあとは引っ張れば外れます。

外れました。
続いて周りのパネルをごそっと外します。
かなり大きなパーツですが、8個のトルクスビスを外せば簡単に引っ張り出せます。

バコっと取れます。
このパーツには後ほど通信アダプターを貼り付けます。

こんな感じになります。
この奥に配線を取り回していきます

エアコン操作パネル右側のパネル取り外し

次にエアコン操作パネル右側のパネルを外します。
小さなパネルでハマっているだけなので引っ張れば外れますが、室温センサーとダクトが繋がっていますので一気に引っ張らない方がいいですね。

裏側はこんな感じ。
センサーのコネクターとダクトを外しましょう。

ダッシュパネルの取り外し

続いてオレンジ色のパネルを外していきます。
クッションパネルで目立つ部分なので汚さないようにしたいですねー。
まず、助手席左側のエアコン吹き出し口を外します。
引っ張れば外れます。
次にオレンジ色のパネルを外しますが、ハマっているだけなので端から引っ張れば外れます。
オレンジ色の部分が全て一体のパネルです。

こんな感じになります。
かなりバラしましたね笑
もう少し外していきます。

オーディオ化粧パネルの取り外し

オーディオ化粧パネルを取り外します。
引っ張れば簡単に外れます。
今回は9インチナビを取り付けますので、このパネルは使用しません。

続いて上部のエアコン吹き出し口を外します。
外さなくても作業できそうですが、配線の取り回しの際に奥が見やすくなります。
プラスビス2個を外して引っ張れば外れます。
外れたらハザードランプスイッチのコネクタを外してください。

これでインパネ周りの取り外し作業は完了です。

ピラーのパネル取り外し

左右のAピラーパネル(フロントガラス左右のパネル)を取り外します。
ガラスフィルムアンテナ、ETC、ドライブレコーダーの配線を取り回すためです。
ピラーパネルの取り外しにはちょっとコツがいります。
このように引っ張るのですが、途中で引っかかります。
これはサイドエアバッグが展開した際にピラーがすっ飛んでこないような構造になってます。
画像は右側のものです。

引っ張っただけではこれくらいしか開きません。
赤で囲んだ緑色の部品でこれ以上開かないようにしています。
ニッパで切断するという手もありますが、ラジオペンチを使って外すこともできます。

薄くなった部分を掴んで90度捻りながらピラーを引っ張ると外せます。
画像は外れた状態ですね。

緑色のパーツは再利用不可です。
上記の方法で外した場合でも、新しいものに交換してください。
ピラーを外す場合は事前に新品部品を用意しておいた方がいいです。

緑色の部品が外れたら、ピラーを引っこ抜くようなイメージで引っ張ればピラーが外れます。
が、思いっきり引っ張らないでください!
ピラーにはツィーター(小さなスピーカー)が取り付けられており、配線がつながっています。
茶色いコネクターがツィーターとつながっています。
配線に余裕がないので作業しづらいですね・・・。

ツィーターはこちら。
ピラーは左右とも外します。

助手席足元のパネル取り外し

ナビの取り付けだけなら外す必要はないですが、今回はドラレコをナビと連動させますのでオプションのアダプターを取り付けます。
アダプターを接続するオプションコネクターが助手席足元のパネル内にあります。
このコネクター、以前は運転席側にありましたが、助手席側になって配線の取り回しがしやすくなりました。

ではパネルを取り外します。
まず、シート横のステップ部から外していきます。
ここを先に外さないと前方のパネルが外れないんですよねー。
引っ張ればバコっと外れますが、割らないように気をつけましょうねー。

次に目的のパネルを外します。
これもハマっているだけです。

こんな感じになります。
赤で囲んだあたりに何も接続されていないコネクタが2個あります。
ここにアダプターを接続します。

以上でパネル類の取り外しはほぼ完了です。

オプション通信アダプターの取り付け

アダプター本体の設置

アダプター本体は先ほど取り外したグローブボックス奥の大きなパネル(目次2.2参照)裏側に貼り付けます。
スポンジの保護材を貼り付けてから両面テープで規定位置に貼り付けます。

車両側コネクタと付属配線の接続

付属の配線とコネクタを接続して異音防止の保護材を巻きつけておきます。
アダプターへの接続は後でいいです。
他の配線を取り回してからグローブボックスを戻しますので、その時に接続します。

ナビ連動ETCの取り付け

運転席側パネルの取り外し

ETC本体はビルトインアタッチメントで純正位置に取り付けます。
場所は運転席右側にあるカード入れを取り外して設置します。
赤で囲んだパネルを取り外します。
ここだけ外れますので、周りのパネルは外さなくてもいいです。

ETC本体の取り付け

カード入れはパネル裏側からプラスビスで取り付けてあります。
外すのは簡単。

ETC本体をアタッチメントに両面テープで固定し、カード入れが付いていた位置にプラスビスで取り付けます。
純正なのでピッタリ。

配線取り回しとナビ本体の設置

ここから先の作業は通常通りのナビ取り付けと一緒なので簡単にお伝えします。

配線通し(配線ガイド)

配線の取り回しは狭い場所を通すことが多いと思います。
手が入らなくてイライラする・・・なんてこともありますよね。
そこで!
配線通し(配線ガイド)を使います。
私は自作したものを使ってます。
程よい長さと硬さ、自由に曲げられるものが使いやすいです。
配線を通したいところにガイドを通し、端の輪っかに配線の先端を通し、ガイドを抜けば配線も一緒に通ってきます。

配線のまとめ

ナビに接続する配線がこちらです。
配線は長さを揃えておくと作業がしやすいです。

ナビ本体を固定

配線を接続したらナビを設置します。
ナビの上に出ているコネクタはハザードランプスイッチの配線です。
ナビを設置する時にナビ裏に入ってしまわないように気をつけてください。

ドラレコの設置

ドライブレコーダーの設置が残っていますが、フロントガラスに固定する前に電源を投入して映りを確認してから固定した方がいいですね。
貼り付け位置は規定位置がありますが、車検ステッカーが映り込んだりしないように微調整が必要です。
ドラレコの映像はナビ画面で確認しますので、ナビを設置するまでは映像を確認できません。
ナビを固定したらキーONにして電源を入れて作動確認します。

まとめ

作動確認が完了したら、取り外しと逆の手順でパネルを元に戻して作業完了です。
お疲れ様でした!

日産キックス、いい車ですねー。
e-powerで燃費もいいですし、コンパクトで運転しやすそう。
室内の質感とってもいいですね。
人気が出そうな予感がします。

では、また!