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Gクラスのコマンドコントロールユニットを外す

kizunaです。

今回はベンツGクラスのコマンドコントロールユニット取り外しを解説します。
なぜ、コマンドコントロールユニット取り外しが必要だったか?
TVコントロールキットを取り付ける必要があったからです。

超高級車なので緊張しますね〜。
写真には写っていませんが、傷防止にしっかり養生していきましょう。

センターコンソールの取り外し

フロントシート間にあるセンターコンソールを取り外します。
かなり大きなコンソールなので2人で作業したほうが無難ですねー。

リヤエアコンパネル取り外し

後席用エアコン吹き出し口と操作パネルが一体になったパネルを外します。
センターコンソールの後部座席側です。
クリップ4個ではまってますので、上部から後方に向かって引っ張って外していきます。
下部はフックがありますので、最後は上方に引き抜くように外します。

画像↓は外したパネルの裏面です。
黄色で囲んだ4箇所がクリップ、青で囲んだ部分がフック(囲んだのは1箇所ですが左右2箇所)です。
赤で囲んだコネクタはリヤエアコン操作パネルに接続されていたものです。
緑で囲んだ部分にもコネクタがありますので、外します。

センターコンソール後部ビス取り外し

リヤエアコンパネルを外したら、センターコンソール後部のビス2箇所が見えると思います。
画像↓の黄色矢印のビス(六角10mm)です。
このビスを取り外します。

フロント座席アンダーカバーの嵌合を外す

作業場所がフロント座席へ移ります。
フロント座席足元のアンダーカバーの嵌合を外しますが、センターコンソールとの嵌合部分のみ外せばOKです。
画像↓の黄色で囲んだ部分で、外すのは運転席と助手席両方です。

センターコンソールのサイドパネル取り外し

次に、センタコンソール左右にあるサイドパネルを外します。
これ↓ですね。
クリップ4箇所ではまってますので、内張剥がしなどを使って外していきます。

サイドパネル内のコネクタとビスを外す

サイドパネルを外すと、3つのコネクタと取り付けビスが見えると思います(運転席側、助手席側両方にあります)。
黄色で囲んだ部分がビスですが、T25トルクスビスです。
続いてコネクタを外していきますが、まず赤で囲んだ部分を手前に引き出します。

手前に引き出したら、白と青のコネクタを外します(画像↓赤で囲んだのは外したコネクタ)。
ごっそり配線の詰まったコネクタは、灰色のレバーを画像↓黄色の矢印方向へ倒してロックを外します。
これでコネクタが抜けると思います。

コネクタが外れたら、画像↓黄色のコネクタ3本を赤の矢印の方向へ押し込みます。
手前に引き出したままですと、センターコンソールを外すときに引っかかります。
この作業も運転席側、助手席側両方とも行います。
さあ、これでセンターコンソールを外す準備が整いました。

センターコンソールを持ち上げて引き抜く

いよいよセンターコンソールを外します。
ここからは2人でやりましょう。
センターコンソール後部を持ち上げ、後方へ引き抜くように引っ張ります。
前部が抜き出たら、全体を持ち上げて後方へずらします。

これでようやくコマンドコントロールユニットへアクセスできます。

コマンドコントロールユニット取り外し

いよいよコマンドコントロールユニットを取り外します。

取り付けビスを外す

これが↓コマンドコントロールユニットです。
黄色で囲んだT20トルクスビス(左右2箇所あります)を外します。

コマンドコントロールユニットを引き出す

ビスを外したら、コマンドコントロールユニットを引き出します。
やや上に持ち上げながら引き出す感じです。
引き出したところがこれ↓。

以上が、ベンツGクラスのコマンドコントロールユニットの取り外しです。

おまけで常時電源とアース線をご紹介

テレビコントロールキットを取り付けする際に常時電源(バッテリー電源)とアースをとる必要があったので、ついでにご紹介しておきます。
ちょっと見にくいですが、画像↓をご参照ください。

配線色は変わるかもしれませんので、あくまで参考にお願いします。

最後に

本記事の取り付け方法は1例です。電装品の取り付け方法は様々ありますので、もっとより良い方法もあるかもしれません。あくまでも自己責任で参考に、とお考えください。本記事の取り付け方法は1例です。電装品の取り付け方法は様々ありますので、もっとより良い方法もあるかもしれません。あくまでも自己責任で参考に、とお考えください。

写真では片手で作業していますが、もちろん両手で作業しています。
1人で作業していますので、撮影する時は作業を中断しています。

写真は養生テープなどの傷付け対策がありませんが、写真を撮る際に取り外しています。
実際の作業時には傷がつかないよう、養生テープなどで保護した方がいいと思います。

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